前回の予告通り、Google Nest Hub(第2世代)を購入し、数日間使用したので、レビューしていきます。(前回のお話はこちら👇)
Google Nest Hub(第2世代)
睡眠モニターのセットアップ
「睡眠モニター機能」は液晶画面を下から上にスワイプし、設定アイコン(歯車)をタップします。
設定のウィザードが始まります。
設置場所は高くもなく低くもなく、寝ているマットレス(布団)とほぼ同じ高さにする必要があります。
設置の範囲は、30ー60センチ以内置く必要があります。(結構近くに置く感じです。)
Google Nest Hubと自分の間に遮るものがあれば、どかしておきます。
小さいものは大丈夫なようです。
横になったら、開始 をタップして 初期設定を完了します。
Haruoの場合は、フローリングに直接マットレスを敷いているので、箱の上にGoogle Nest Hubをおいて高さ調整しています。
光沢液晶対策
睡眠モニターを謳っている割には、画面が光沢液晶ギラギラで、寝る前にこんな画面見たくないというわけで、反射防止フィルムを購入しました。
前回レビューしたChromebook asus-cm3000dva-ht0019 のフィルムと同じPDA工房さんの商品です。
数日使ってみました
どういった結果か、どの程度の精度なのかが不明だったので、以下のデバイス(アプリ)も
あわせて、多方面からログを取ってみました。
睡眠モニターの詳細な履歴は、Google Nest Hubで当日(1日)分しか液晶モニターに表示されません。
そのため、履歴(過去ログ)を見るために、Google Fit アプリが必須となります。
睡眠モニターの記録
睡眠モニターを開くと、その日の睡眠の情報が表示されます。
円形の「睡眠」をクリックすると、
- 睡眠時の咳の回数
- 呼吸数
- いびきの時間(分)
が表示されます。
呼吸数のRPMは、1分あたりの平均呼吸数とのことです。
「今週の睡眠データ」をタップすると、過去1週間分の記録を確認できます。
Haruoの場合は、咳の回数がほぼないので、睡眠時無呼吸症候群の可能性は低そうです。
最初の画面に戻り、右側の画面にスワイプしてみます。
睡眠時間の詳細が表示されます。
起きてから布団の上でゴロゴロしていた「在床」もトラッキングされています。
※ちなみにリモートワークになってから、就寝時間が20 or 21時となり、朝も4時前くらいに目が冷めます。。。
更に右側の画面にスワイプすると、事前に設定した睡眠スケジュールと実際の就寝時間の差異が表示されます。
21:00就寝 - 4:30起床 に初期設定していますが、この日はたまたま疲れていたため、寝る時間も起きる時間も早いです。
更にもう一つ右側の画面にスワイプすると、時系列で睡眠の質が表示されます。
「睡眠の質」とは言っていますが、睡眠の深さや浅さについては表示されません。
「いびき」や「咳」は録音されているわけではないので、画面から音を聞くことはできません。
「いびき」や「咳」の音を確認して、危険な状態でないかを確認するには、
この後で説明するような、スマホアプリが別途必要になりそうです。
円が表す意味は?
先程も紹介したこちらの画面ですが、「仕組み」をタップすることで、円を意味が解説されます。
- 規則正しい時間の就寝
- 睡眠時間7-9時間の確保
- 就寝中目覚めることがなく、質の高い睡眠を確保
以上をおさえると、円が整列できるような感じですね。
Google Fit (スマホアプリ)からの確認
アプリから確認すると、このような表示になります。
「眠っていた時間」をタップし、「スケジュール」をタップするとでスケジュール通りに寝られたかを確認できます。
その他のアプリとの比較
Google Fit の「日誌」をタップすることで、睡眠ログを取っている他のアプリ一覧を確認できます。
※「誤検知」は朝起きてゴロゴロしていた時間をApple Watchが検知したと思われます。
ぱっと見だと、各アプリとGoogle Nest Hub(第2世代)で睡眠時間の検知に大きな差はないと思います。
それでは、「いびきラボ」と「AutoSleep」でどのように表示されるか確認していきます。
いびきラボ
「いびきラボ」はグラフのオレンジ色の部分をタップすることで、録音されたいびきを再生することが可能です。
また、口テープや鼻腔拡張テープなどを使った記録を残すこともできるので、何がいびき対策に効果があったのかを紐解くには良いアプリだと思います。
AutoSleep
事前に就寝/起床時間を設定しておくことで、自動的に検知して睡眠状況をトラッキングします。
AppleWatchから情報を取得して統計を取ることで、睡眠の質などを表示させます。
個人的な感想ですが、結果がやや厳し目に出る印象です。
*長時間寝ても睡眠としてカウントされない(浅い眠り判定される)
いびき等の録音機能はありません。
Google Nest Hub(第2世代)と各アプリの比較
Google Nest Hub (Google Fit) | いびきラボ | AutoSleep | |
---|---|---|---|
就寝/起床のタイマー設定 | 自動検知 | 手動設定 | 自動検知 |
録音機能 | なし | あり | なし |
グラフ表示 | あり | あり | あり |
心拍数 / 呼吸 トラッキング | あり (呼吸のみ) | あり 要AppleWatch | あり 要AppleWatch |
眠りの深さ/浅さ表示 | なし | なし | あり |
まとめ
Google Nest Hub(第2世代)は事前の設定を行ってしまえば、就寝を自動検知してトラッキングしてくれます。
そのため、寝室においておけば睡眠トラッカーとしては十分なのではないでしょうか。
ただ、置き場所がほぼ寝室にほぼ固定されてしまうため、自室で時計やフォトフレームとして使用したい方は、寝室が別の場合わざわざ移動するか、というとそれはないと思います。
また第2世代と行っても、睡眠トラッカー以外の目玉機能が特に無く、ACアダプターも専用のものだったので、ここはUSB Type-C等へのアップデートは行ってほしかった点でもあります。
今後の予定
快眠グッズを試しながら、睡眠をトラッキングしたところ自分なりに以下の分析ができました。
- 枕を変えても、いびきは改善されなかった
- 口テープをし、就寝中の咳をモニタリングしたが咳は出ていない。(呼吸は止まっていないようだ)
- 鼻腔拡張テープは多少効果がある。
- 鼻呼吸だけで寝ているが、いびきは出る。
録音されたいびきを聞くと、どうも口蓋垂(こうがいすい)いわゆる"のどちんこ"が強く震えることで睡眠を阻害されているように感じています。
そこで次回は、口蓋垂へのレーザー治療の相談に「銀座コレージュ耳鼻咽喉科」へ行ってきます。
予約を取り、3週間待ちになりましたがようやく、初診・検査を行えます。
それでは、次回のレポートも是非お楽しみに!
▼【いびき撲滅シリーズ】を是非御覧ください
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございます!
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。